Linux Professional Institute (LPI)は、ITセキュリティの入門認定、Security Essentialsの日本語試験をリリース

2023年9月6日 東京 — オープンソースエンジニアのスキル開発の認定と、サポートに注力する、世界最大の組織であるLinux Professional Institute(以下 LPI)は、LPI認定試験の入門レベルのEssentialsシリーズにITセキュリティの入門認定「Security Essentials v1.0」の日本語試験をリリースしたことを発表します。

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2023年9月6日
Linux Professional Institute (LPI) 日本支部

2023年9月6日 東京 — オープンソースエンジニアのスキル開発の認定と、サポートに注力する、世界最大の組織であるLinux Professional Institute(以下 LPI)は、LPI認定試験の入門レベルのEssentialsシリーズにITセキュリティの入門認定「Security Essentials v1.0」の日本語試験をリリースしたことを発表します。
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Essentialsシリーズは、2019年に「Linux Essentials」をリリースしており、多くの学校や企業で年々認定者が増えています。また、「Linux Essentials」は、スキル標準ユーザー協会のISV MapでもLevel 0の認定として位置付けられています。今回Essentialsシリーズの新しい認定として初心者向けのITセキュリティ認定、「Security Essentials」の日本語試験をリリースしました。

Security Essentials 試験は、IT セキュリティのすべての重要な分野における予備知識をカバーしています。この認定は、IT セキュリティを初めて学ぶ学生、IT セキュリティの向上を目指す組織のメンバーやスタッフ、電子メール、Web サイト、ソーシャルメディア、および日常使用するデバイスを安全に使用するための基本能力を身に付けたいすべての人を対象としています。

試験の目的は、LPI の Web サイトで公開されています。この試験には、基本的なセキュリティ概念、暗号化、デバイスとストレージのセキュリティ、ネットワークとサービスのセキュリティ、アイデンティティの保護、およびプライバシーのトピックが含まれています。この試験は、ピアソンVUEのテストセンター、OnVUEプラットフォームでのリモート受験、およびLPIが試験ラボを主催するすべてのイベントで受験することが可能です。

「この試験には、暗号化やデータセキュリティといった典型的なITセキュリティ分野だけでなく、プライバシーやソーシャルメディアの安全な利用といった一般的でないトピックも含まれており、包括的な範囲をカバーしています。LPI の製品開発ディレクターであるファビアン・ソーンズ(Fabian Thorns)は次のように述べています。「この試験は、プロフェッショナルなキャリアを築くための IT セキュリティ知識の最初の段階として、またはデジタルインフラを安全かつ責任を持って使用するための個人のツールボックスとして、誰もが持つべき基礎知識を問うものです。

「Security Essentialsは、Linux Essentials、Web Development Essentialsに 続き、Essentialsトラックの 3 つ目の試験となります。LPI のエグゼクティブ・ディレクターである G. Matthew Rice は次のように述べています。「私たちは、基本的な情報技術教育の主要分野をすべてカバーする包括的な認定シリーズを提供することを目指し ています。また、”教育機関だけでなく、あらゆる種類の組織や企業にも、そのメンバーや従業員全員に対するセキュリティ教育の基本として、Security Essentialsを検討していただきたいと思います。”と付け加えています。

Security Essentials v1.0の主な出題トピックス
セキュリティコンセプト
暗号化
デバイスとストレージのセキュリティ
ネットワークとサービスのセキュリティ
アイデンティティとプライバシー
https://www.lpi.org/ja/our-certifications/security-essentials-overview/

試験範囲は、LPIのwikiページで確認できます。
https://wiki.lpi.org/wiki/SecurityEssentials_Objectives_V1.0(JA)

試験受験環境
ピアソンVUEテストセンター及び、OnVUE(オンライン受験)

受験価格
10,000円(税別、Essentials共通受験バウチャーで受験可能)

認定期間(認定有効期間)
永久認定

受験資格
なし(誰でも受験可能)

学習リソース
LPIのWebサイト(https://learning.lpi.org/ja/)で提供する、無料教材(近日リリース)を利用可能です。
また、今後ping-tやえるすた(https://twitter.com/lpic_study_arc)などのオンラインの学習サイトでも、提供予定です。2024年初頭に認定書籍の出版も予定されています。

<ご参考>
Linux Professional Institute (LPI) について:
(日本語版のLPIウェブサイトはこちらから:https://www.lpi.org/ja/
Linux Professional Institute (LPI) は1999年10月25日にカナダで設立された非営利団体で、Linux、BSD、オープンソースソフトウェアをベースとした技術の認定を目的としています。300,000人以上の認定者を擁し、世界初かつ最大のベンダーニュートラルなLinuxおよびオープンソースの認定機関です。LPIは180カ国以上の国で専門家を認定しており、複数の言語で多様な試験を実施しており、何百ものトレーニングパートナーを擁しています。

FaceBook: @LPIConnectJA
Twitter: @LPIConnectJA
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<ニュースリリースに関するお問い合わせ先>
Linux Professional Institute (LPI) 日本支部
TEL: 03-5826-8491(平日 10:00~18:00)
MAIL: info-ja@lpi.org

リリース詳細
提供元: PR TIMES