ピクシーダストテクノロジーズの感染症対策BCPソリューション「magickiri(TM) CO2」を八重洲・日本橋・京橋の飲食店舗へ試験導入

東京建物と飲食店舗の共同実証実験

アカデミア発技術による社会課題解決に取り組むピクシーダストテクノロジーズ株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役:落合 陽一、村上 泰一郎、 以下「PxDT」)と東京建物株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員:野村 均、以下「東京建物」)は、PxDTが開発した感染症対策CO2センサーソリューション「magickiri(TM) CO2」を八重洲・日本橋・京橋の、本件実証実験への参加を了承いただいた複数飲食店舗へ試験導入し、共同の実証実験を開始しましたのでお知らせします。

実証実験の概要

1.背景と目的
新型コロナウイルス感染症に対する緊急事態宣言とまん延防止等重点措置が全国的に解除され、行動制限も段階的に緩和し、飲食店等を利用する方も増加しています。内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室は再拡大防止のための日常生活のあり方として換気がよいお店の選択を促すなど、飲食店等における換気の注目度が高まっています。そこで、店舗を運営される皆様や店舗を利用されるお客様が換気状況を目で確認でき、室内の換気状態を適切に維持できるなど、運営・利用者双方の安全・安心に繋がる施策を構築するため、本実証実験を実施することとしました。

2.内容
1.「magickiri™ CO2」による店内換気状況の可視化
今回、八重洲・日本橋・京橋の複数の飲食店舗に実験協力いただき、その店舗内に「magickiri™ CO2」を試験導入します。「magickiri™ CO2」は、室内の換気状態を適切に把握でき、簡単に使えるCO2センサーソリューションです。機器をコンセントに挿すだけで簡単に使用でき、CO2濃度の表示を含め、換気の状況を分かりやモニターに表示するほか、「magickiri™」※1の開発過程において得られた感染症対策の知見によって、専門家の監修のもと感染リスクを評価する独自指標も定めています。
※1 「magickiri™」は空気の流れを可視化し、感染リスクの評価・改善策の提案を行うPxDTの感染症対策BCPソリューションです
2.アンケート調査
実証実験に協力いただいた飲食店を利用されたお客様に、「magickiri™ CO2」により換気の状況が可視化されていることで実際に安心して飲食できたのか等をアンケートにて伺います。そのアンケート結果等を分析し、今後、飲食店舗の支援にどのように活かしていくのか等の検証を行います。

今後の展開について

本件実証実験を通じ「magickiri™ CO2」がコロナ禍により集客に苦労する飲食店舗の支援に繋げると確認でき次第、東京建物のビル事業の商品企画等に活用してまいります。
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magickiri™ CO2について

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magickiri CO2™は換気状態を適切に監視し、安全性をアピールできる感染症対策CO2センサーソリューションです。専門家監修の感染症リスク評価を、誰にでもわかりやすい3段階の色付き表示で換気状態を周知できますので、CO2濃度の数値に詳しくない方やお子様にも安心です。また、CO2センサーは設定済みの状態でお届けしますので、設定不要でコンセントにさすだけですぐに簡単に使えます。
小規模オフィスや店舗に適した「スタンドアロン」型、大規模導入・中央管理ニーズに対応した多数のCO2センサーを一括で管理できる「クラウド」型の2つのサービスパターンにて提供しています。
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magickiri CO2サイト:https://magickiri-co2.com/

ピクシーダストテクノロジーズ株式会社について

PxDTは、Digitally Rebalanced——世界をデジタル技術の観点から俯瞰し、新たな均衡点へ導く原動力となることを目指す大学発ベンチャーです。デジタルと物理世界を繋ぐインターフェース技術を研究開発し、連続的に社会実装していくことで、その実現に寄与します。筑波大学及び東北大学との共同研究においては、新株予約権を梃子として大学で生まれる知的財産を企業に包括的に譲渡するという、新たな産学連携スキームを構築しています。今後も産学連携やオープンイノベーションを通じ、新たなインターフェース技術の社会実装を行っていきます。

* magickiri及びそのロゴは、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社の商標又は登録商標です。

東京建物株式会社について

東京建物は、PxDTとともに、オフィスワーカーの生産性の可視化実験※2や、東京建物が本社を置く東京建物八重洲ビルでの「magickiri™」による感染症リスクの可視化・対策実施※3、同じく東京建物八重洲ビルにおける新型コロナウイルスワクチンの職域接種における「magickiri™」による感染症リスクの可視化・対策実施※4などを実施してまいりました。
東京建物は、2030年頃を見据えた「次世代デベロッパー」を長期ビジョンとして掲げ、「社会課題の解決」と「企業としての成長」をより高い次元で両立することを目指しており、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大は、東京建物として取組むべき、喫緊の社会課題であると捉えています。
また、東京建物ビル事業では、Human Buildingを合言葉に、お客様に「安全・安心・快適」の提
供を通じて、オフィスビルに入居する人、働く人、訪れる人、一人ひとりが「私のビル」と感じるこ
とができるオフィスビルを目指し、ハード面のクオリティのみならず、ソフトやサービスの向上にグ
ループ一体となって取り組んでいます。
コロナ禍において、東京建物が管理運営するオフィスビルで働くお客様や東京建物が関わる飲食店舗を利用されるお客様が感染に不安を抱えている状況に手を打つべく、PxDTと協業し、同社が開発した「magickiri™」及び「magickiri™ CO2」を導入することで、お客様へ「感染症に対する安全・安心」を提供する取り組みを実施しています。
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※2 2020年6月10日付「東京建物とピクシーダストテクノロジーズ共同研究を開始」https://pdf.irpocket.com/C8804/gAJe/YkdF/OgL7.pdf
※3 2021年2月18日付「東京建物とピクシーダストテクノロジーズ の取り組み第2弾、新型コロナウイルス対策」https://pdf.irpocket.com/C8804/ng2K/fHMr/aWWr.pdf
※4 2021年8月11日付「新型コロナウイルスワクチンの職域接種の実施と接種会場における科学的見地からの感染症安全対策について」https://pdf.irpocket.com/C8804/GbYe/WGRx/rbXh.pdf

リリース詳細
提供元: PR TIMES