インド大手病院がHALシリーズを導入

~ アジア太平洋(APAC)でのサイバニクス治療の普及加速 ~

CYBERDYNE株式会社(茨城県つくば市、代表取締役社長:山海嘉之、以下「当社」)は、インドの大手病院である Institute of brain & Spine hospital(以下「IBS病院」※)に向けて、脳・神経・筋系機能を改善・再生する装着型サイボーグHAL(R)︎ 6台(下肢タイプ 3台、単関節タイプ 2台、腰タイプ 1台)を本日出荷しましたことを、お知らせします。なお、今回の出荷により、南アジアで初めてのHAL(R)︎の導入となり、アジア太平洋(APAC)におけるサイバニクス治療の普及が加速しております。

画像

                  IBS病院の外観(同病院のHPより)
※IBS病院:
2011年の設立以降、神経科学の分野で先進的な医療を提供し(神経内科、脳神経外科、脊椎外科、関節置換術が専門)、リハビリテーション科では回復に向けた術後治療を行っています。また、先端医療を提供する質の高い病院として、医療ツーリズムを目的とした多くの外国人患者を受け入れています。

インドでは米国に続いて世界2位のコロナ感染者が報告されており、インド国内およびインド国外からの移動が制限されております。このためHALを使用する上での安全講習、および導入後の臨床サポートも遠隔で実施する予定です。

<CYBERDYNE株式会社について>
当社グループでは、人とテクノロジーが共生し相互に支え合うテクノ・ピアサポートを軸とした未来社会 「Society5.0/5.1」の実現、社会変革・産業変革の実現を目指し、『人』+『サイバー・フィジカル空間』を扱う「サイバニクス技術」(人・ロボット・情報系の融合複合技術)を駆使して、「ロボット産業」「IT 産業」 に 続く「サイバニクス産業」の創出を推進しています。 当社の先端技術の独自性と優位性は、医療、福祉、生活・職場、生産の分野において、IoH/IoT 化(ヒトとモ ノのインターネット)、ロボット化、AI 化された HAL に代表されるサイバニックシステムをプラットフォーム化し、脳神経系・生理系から行動・生活系に至る様々なビッグデータをクラウドやスパコンとつなぎ、『人』 +『サイバー・フィジカル空間』を融合していく点にあります。当社のデバイスやインターフェースで得られた全ての IoH/IoT ビッグデータ (脳神経系、生理系、身体系、行動系、生活系、環境系)の集積・解析・AI 処理等を実現してまいります。また、『サイバニクス産業』の創出を加速させるため、様々な事業連携も同時並行で進めています。
以上

リリース詳細
提供元: PR TIMES