さて、OpenSolarisの件である。NewsForgeにも出てたようにDTraceという機能のコードだけがCDDL (Common Development and Distribution License)で公開されたわけだが、公開から40時間でダロンロード数3683件(CNet)という記事が出ている。この数字を多いと見る人の方が多数派なのかもしれないが、私は素直に「あれ?こんなもんなのか?」と思った。コンシューマ向けのソフトウェアと比べてはいけないが、あれだけSunが周到に事前のプロモーションを頑張ってたわりにはちょっと拍子抜けではある。ま、たった40時間でしかもダウンロード数だけを取り上げるのも無粋かな。まだ分からないことが多すぎるということもあるしね。
で、SunはDTrace公開とほぼセットで特許1600件の無償公開(Matz日記)を発表したわけだが、直前になってやたらにCDDLのプロモーションを強化していたことを考えると、Matz氏のような懸念を感じている開発者は多いんじゃないだろうか。コードを見るのは危険、と思っている者もそれなりにいるのかも。