ソフトウェア特許を巡るドタバタ悲喜劇

ここのところ欧州議会でソフトウェア特許に関する事案が争点となっていたのは昨日書いた通りだが、とうとう否決されてしまった。NewsForgeでも記事になっている。

歴史的な経緯を調べてみたら、予想以上にドロドロしていておもしろい展開だった。そこで久しぶりに記事を書いてみたが、率直な感想は反対派の粘り勝ちかなあ、というところ。これが、やみくもなプロパテントからの全世界的な揺り戻しになればそれはそれで良いことである。書かなかったことでおもしろい話もいくつかあるので、興味のある方は文中のリンクからいろいろたどってみて頂きたい。また、EUの意志決定の仕組みや特許関係の概念については門外漢で誤解している可能性もあるので、読者諸氏の叱正をお待ちする。最近実装された、記事へのトラックバックでお願いします。