「GitHub CLI 2.0」が公開

 GitHub(米Microsoft傘下)は8月24日、コマンドラインでGitHubの機能を利用するためのツール「GitHub CLI 2.0」を公開した。1年ぶりのメジャーリリースとなり、拡張の構築をサポートした。

 GitHub CLIは、コマンドラインでプルリクエスト、イシューといったGitHubの機能を使うことができるオープンソースのツール。GitHub.comおよびGitHub Enterprise Server 2.20以上でホスティングされているリポジトリを対象とし、macOS、Linux、Windowsにインストールできる。

 GitHub CLI 2.0は2020年9月に公開されたバージョン1.0に続く最新のメジャーリリース。拡張やカスタムコマンドを容易に作成することにフォーカスした。

 拡張の構築をサポート。拡張はgh-の接頭語を持ち実行ファイルを含むリポジトリで、簡単に構築できるgh extension createをGitHub CLIに組み込んだ。これを利用して、事前に書かれたBashを持つリポジトリを作成でき、簡単に拡張の構築に着手できるという。

 合わせて、サンプルの拡張としてターミナルからGitHubユーザーステータスを簡単に設定できるgh user-status、イシューを見つけるgh contributeなど数種類が公開されている。

GitHub CLI
https://github.com/cli/cli