日立ソフト、JDK5.0に対応したJavaコード診断ツールの最新版

 日立ソフトウェアエンジニアリング(本社:東京都品川区)は2007年9月20日、Javaコード診断ツールの最新バージョン「anyWarp CodeDirector V5.0」を発表した。JDK5.0およびオープンソースの次世代構成管理ツール「Subversion」に対応した。9月25日発売。

 Java開発でのコーディングルール違反をプロジェクト全体で組織的にチェックするツール。プロジェクトで定めたルール(標準化規約)に従ってソースコードの均質性を高め、大規模開発をスムーズに進めることができる。

 機能的には、開発者がEclipse上から随時、ソースコードのチェックをできるほか、Webサーバ上からプロジェクトマネージャーに対してチェック結果をレポートする。また、「CVS」や「VSS」などの構成管理ツールと連携しての自動チェックも可能。

 最新版では、JDK5.0で追加された言語仕様であるジェネリクス・アノテーションなどを使ったソースコードの診断もできる。また、JDK5.0向けに新規ルール10項目を追加。さらに、Subversionのリポジトリからソースを診断できるようになった。

 ライセンス価格は10ユーザーで10万5000円から。年間5000万円の売り上げが目標。【鴨沢 浅葱/Infostand】

日立ソフト
http://hitachisoft.jp/

anyWarp CodeDirector
http://hitachisoft.jp/anywarp/codedirector/index.html