個人情報流出:最も多いのは政府機関 米Symantec集計

 米Symantecは3月19日(米国時間)、個人情報の流出が最も多いのは政府機関で、全体の25%を占めると発表した。その次に多いのは教育機関(20%)。公的機関は個人情報が多いだけに流出も多い。

 2006年下半期のデータで、以下は医療機関(14%)、金融機関(9%)、保険会社(6%)、軍(4%)、流通・通販(4%)、通信(3%)という順だった。

 一方、流出原因は、パソコンや記憶媒体の盗難・紛失が最も多い(全体の54%)。そのほかはセキュリティ対策・意識の甘さ(28%)、コンピューターへの侵入(13%)、内部犯行(4%)の順だった。Symantecが半期に一度のセキュリティ実態報告書でデータを発表した。【南 優人/Infostand】

Symantecのセキュリティ実態報告書
http://www.symantec.com/enterprise/theme.jsp?themeid=threatreport