KCCS、文書管理ソリューション「GreenFile X」の最新版
京セラコミュニケーションシステム(KCCS、森田直行社長)は、文書管理ソリューション「GreenFile X」の最新版「GreenFile X Version1.1」を発売した。ライセンス料は1CUあたり315万円から。
最新版では、新たにドラッグ&ドロップによるファイル登録機能を搭載。.NETフレームワークを利用し、ドラッグ&ドロップでのファイルの追加を可能にした。有効期限を過ぎた文書を自動的にゴミ箱へ移動する「有効期限設定機能」も搭載し、管理者による廃棄作業の負荷軽減が図れる。上位フォルダのアクセス権限を変更する際に、配下の文書フォルダへのアクセス権限まで一括して変更できる「アクセス権限一括設定機能」も備えた。
アプリケーションサーバーに「Oracle Application Server 10g」を採用し、ミドルウェアの統合によるシステム運用管理コストの削減と、利用規模に応じた拡張性も確保した。対応OSは、サーバー側はRed Hat Enterprise Linux ES3、Windows Server 2003 R2。クライアント側はWindows XP、2000。
同社では、企業のドキュメントライフサイクルをトータルでサポートするECM(Enterprise Content Management)ソリューションとして提供していく方針。システムインテグレーションを含み、初年度に1億円の売り上げを目指す。
京セラコミュニケーションシステム=http://www.kccs.co.jp/
提供:BCN