KCCS、文書管理ソリューション「GreenFile X」最新版

 京セラコミュニケーションシステム(KCCS、本社:京都市)は、文書管理ソリューションの最新バージョン「GreenFile X Version1.1」を2007年2月28日から販売する。文書の作成、配布、管理の機能を備えるトータルECM(Enterprise Content Management)ソリューション。ライセンス価格は1CPU315万円から(システムインテグレーションなどは別)。

 個人情報保護法や日本版SOX法などに対応するファイリングシステムで、オープンソースのJavaライブラリ「Jakarta」をベースとした独自フレームワークから構築した。セキュリティ機能による情報漏えい防止のほか、電子署名技術と時刻証明技術を利用した文書の原本性保証などが特徴。

 最新版ではドラッグ&ドロップによるファイル登録機能や有効期限設定機能、アクセス権限一括設定機能を追加した。また、対応アプリケーションサーバは、従来のTomcatやWebsphereに、Oracle Application Server 10gを追加した。

 サーバ動作環境はRed Hat Enterprise Linux ES3とWindows Server 2003R2。初年度1億円(システムインテグレーション含む)の販売を目指す。【鴨沢 浅葱/Infostand】

京セラコミュニケーションシステム
http://www.kccs.co.jp/