MIND、仮想デスクトップを利用して情報漏えいを防止するソリューション
三菱電機情報ネットワーク(MIND、岩崎高美社長)は2月20日、情報漏えい対策ソリューション「モバイル・セキュア・ワークスペースサービス(MSWサービス)」を3月16日に発売すると発表した。
「MSWサービス」は、外出先へ持ち出すPC向けの情報漏えい対策ソリューション。ネットワークは、マクニカネットワークス(中島潔社長)が取り扱う米ジュニパーネットワークス製SSL-VPNアプライアンス「Juniper SA」を利用する。
「Juniper SA」に接続するとPC上に仮想デスクトップが起動し、接続中は仮想デスクトップが作業スペースとなる。データはリモートアクセス終了時にすべて消去されるので、リモートアクセス時の作業データはPCのHDDに一切残らない。また、USBメモリやCD-RWなど外部記憶デバイスへのデータの保存を禁止する。CPU、メモリ、アプリケーションなど、既存のPCの環境をそのまま仮想デスクトップで利用できる。
サービスは、MINDが機器の構築や設定から運用・保守まで総合的に提供する。従来のシンクライアントシステムのような大規模な設備が必要なく、ソフトウェアのインストールも不要。既存のPCをそのまま利用できる。
三菱電機情報ネットワーク=http://www.mind.co.jp/
マクニカネットワークス=http://www.macnica.net/
提供:BCN