NEC、UNIX/Linuxを管理できる資産管理ソフト新版
NECは2007年2月20日、IT資産情報管理ソフトの新バージョン「WebSAM AssetSuite Ver.1.2」の販売を開始した。管理対象を従来のWindowsに加えて、UNIXやLinuxにも拡大した。価格は26万円から。3年間で100システムの販売を見込んでいる。
パソコンやサーバなど管理対象となるコンピュータにエージェントソフトをインストールして、ハードウェア構成やソフトウェアの状況などインベントリ情報を収集、中央サーバから管理する。
IT機器のほか携帯電話や什器のデータを登録して、リースや保守契約、ライセンス情報を管理。アラーム機能で契約満了日を直前に通知することもできる。
管理対象は従来対象としていたWindows XP/2000/Server 2003に加え、Windows 95/98/Me/NT 4.0の旧OSに拡大。また、サーバOSのHP-UXとRed Hat Enterprise Linux ASも管理可能になった。2007年度上期中にMac OSにも対応する予定。
このほか、セキュリティパッチなどのソフトウェアの配布・実行機能を新たに搭載して、クライアントPCを適切な状態に保てるようにした。管理サーバの動作環境はWindows 2000/Server 2003。データベースにMicrosoft Access/SQL ServerまたはOracle Workgroup Serverが必要。【鴨沢 浅葱/Infostand】
NEC
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