日立システム、アドレス改ざんや不正端末の接続を防止するアプライアンス
日立システムアンドサービス(日立システム、中村博行社長)は、米インフォブロックス製のDNS/DHCPアプライアンスサーバー「Infobloxシリーズ」を発売した。発売後2年で5億円の売り上げを目指す。
「Infobloxシリーズ」は、ウェブ用に特化した独自OSと専用ソフトで稼動するアプライアンスサーバー。1台でDNSサーバーとDHCPサーバーの機能を備える。
DNSサーバー機能では、ドメイン名のIPアドレスを改ざんし、偽サイトへ誘導するファーミング攻撃や大量のパケットを送りつけてサーバー機能を麻痺させるDoS攻撃の影響を防ぐことが可能。
一方、DHCPサーバー機能では、MACアドレスを登録することで不正な端末の接続を防止できる。分散して設置した場合でもセンターから集中管理が可能で、操作しやすいように、扱い易い管理画面を採用した。
小規模拠点用「IB-550」、中規模拠点用「IB-1050」、大規模拠点用「IB-1550」、データセンター用・電源ユニット冗長化「IB-1552」をラインアップした。価格は、IB-550が116万円から。
日立システムは、販売にあたり、シリーズの一次代理店である東京エレクトロンデバイス(砂川俊昭社長)と販売契約を締結。大規模構成のユーザーが安心して導入できるように、Infobloxシリーズの技術支援と24時間体制の保守サービスを提供する。
日立システムアンドサービス=http://www.hitachi-system.co.jp/
東京エレクトロン デバイス=http://cn.teldevice.co.jp/
提供:BCN