Solaris 10が「Common Criteria Certification」取得 情報基盤強化税制対象に

 サン・マイクロシステムズは2007年1月18日、「Solaris10 3/05」が米国政府系組織のセキュリティ評価・認定基準のひとつ「Common Criteria Certification」で最上位レベルの評価「EAL4+」を取得したと発表した。2006年12月に取得したもので、日本の情報基盤強化税制の対象となった。

 「Common Criteria Certification 」は、米国の官公庁や連邦政府機関がIT製品を購入する際に要求するセキュリティ基準。米国だけでなく多くの政府や大企業で調達の評価基準として採用されている。

 税額控除や特別消却などの情報基盤強化税制では、導入製品の「ISO/IEC 15408」取得を条件としているが、「Common Criteria」を「ISO/IEC 15408」と同等に扱うため、Solaris10も適用対象になる。情報基盤強化税制は、IT投資促進税制に代わって2006年4月1日に施行された。

 また、米Sun Microsystemsは16日(米国時間)、アップデート版「Solaris 10 11/06」を発表した。ラベル機能に基づくセキュリティ機能「Solaris Trusted Extensions」や、修気譴甚olarisコンテナの仮想化機能などを搭載する。【Infostand】

Solaris
http://jp.sun.com/solaris/

情報基盤強化税制
http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/zeisei/index.html#03