エクスジェン・ネットワークス、アイデンティティ管理ツールの新版をリリース

 エクスジェン・ネットワークスは1月15日、LDAPサーバをメタディレクトリとして動作するアイデンティティ管理ツールの新版「LDAP Manager Version 3.8」を1月24日より販売開始すると発表した。同製品は国内の大企業、大学を中心に約100社の導入実績を持つ製品で、新版では内部統制のための管理機能が強化されている。

 金融商品取引法(通称:日本版SOX法)の施行を契機に、企業の内部統制強化が求められている今、アカウント/パスワードやユーザー情報の作成・変更・削除などの管理記録を保存可能なアイデンティティ管理ツールへの注目が高まっている。このニーズを受け、LDAP Manager Version 3.8では、すべての更新履歴を日時や操作者情報とともに記録する「操作ログオプション」機能が追加された。同機能によって実現される操作ログの完全な取得・保存は、厳密な監査証跡の管理が求められる際に有効となる。

 新版ではこのほか、管理者用クライアントの機能強化や、セキュリティ機能およびパフォーマンスの向上などが図られており、企業のアイデンティティ管理と内部統制の強化を支援する。価格は、基本ライセンス(250ユーザーまで)が78万円で、サポートされるLDAPサーバは、「Sun Java System Directory Server 5.1 SP1以降」「OpenLDAP 2.x」「eDirectory」「VA Directory」「NEC Enterprise Directory Server」の各製品となっている。

(Computerworld.jp)

エクスジェン・ネットワークス http://www.exgen.co.jp/

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