住友電工情報システム、テキスト1000万件を0.1秒で検索するアプライアンス

 住友電工情報システム(岩佐洋司社長)は12月27日、社内にある大量の文書やデータの中から必要な情報を高速で探し出す企業向け検索アプライアンス「QuickSolution Express」を発売したと発表した。

 検索ソフトをあらかじめWindowsサーバーにインストールし、サポートサービスを付けて販売する企業向けアプライアンス。検索ソフトには、ファイルやデータベースサーバー、グループウェアなどに保存されている情報を自然文で探し出せる、住友電工が開発した企業向け検索ソフト「QuickSolution Portal」を搭載する。  1000万件のテキスト(容量:10GB)の場合で、業界最速の0.1秒で検索が可能。検索ファイル数は無制限で、検索できるファイルの容量は1つにつき100GBまで。同時利用できるユーザー数は50。

 自然文による高度な類似検索が可能で、キーワード検索や日時指定などを組み合わせた属性検索を使ったデータの絞り込みも行える。検索可能なファイル形式は、「Word」「Excel」「PowerPoint」「PDF」「一太郎」「HTML」「DocuWorks」などの文書ファイルをはじめ、圧縮ファイル、テキストファイル、RDB、CSVファイル、XMLファイル。

 サポートでは、サーバーなどのハードの故障や部品交換に対応する3年間のオンサイト保守サービスが付属。ハードが故障した場合には作業員が直接出向いて部品の交換を行う。保守サービスは、2年分の料金を別途支払えば、最長5年までの延長が可能。

 価格は480万円。製品はWindowsサーバー、検索ソフト、3年間のオンサイト保守サービスのほか、OSなどの基本ソフト、障害時リストアサービスで構成する。障害や機能についての問い合わせに対応するサポートサービスも用意。料金は3年間で120万円。

住友電工情報システム=http://www.sei-info.co.jp/
「QuickSolution Express」= http://www.sei-info.co.jp/products/products_qse_top.html

提供:BCN