Fsol、新たな経営可視化を実現する原価ソリューション

 富士通システムソリューションズ(Fsol、秦聖五社長)は、経営可視化を支援する原価管理パッケージ「WebSERVE smart リアルタイム統合原価ソリューション」を12月20日に発売した。

  「WebSERVE smart リアルタイム統合原価ソリューション」は、先進の会計理論とBIツールの活用により、従来の管理会計では入手できなかった経営者の意思決定を支援する経営情報や原価情報をリアルタイムに可視化できる。経営者や部門長をおもな対象として、経営や現場の業務活動の見える化を実現し、キャッシュフローを短期間に最大化する経営を支援する。

 今回のパッケージでは、経営者向けダッシュボード機能を搭載。全社の視点(損益予測)や発生原価の視点(製造原価)、プロセス・活動の視点(活動原価)、生産物の視点(製品原価)といった視点から原価情報を分析し、現場の業務活動にまでさかのぼり確認できる。

 また、先進の製番別活動基準原価計算機能をはじめとした実績原価計算機能によって、日次での原価計算が可能で、仕掛在庫金額を即時に把握できる。そのため、決算業務を短縮できるという。

 さらに、個別原価計算/総合原価計算、実際原価計算/標準原価計算、全部原価計算/直接原価計算というすべての原価計算パターンを備えた。今後想定される原価計算パターンにも最小限の修正で対応できる。

 税別価格は「WebSERVE smart リアルタイム統合原価ソリューション」が785万1000円。また「統合原価ソリューション」の構成製品である「WebSERVE smart 統合原価 原価計算エンジン」「WebSERVE smart 統合原価 製造業/加工組立テンプレート」の個別販売も行う。税別価格は「原価計算エンジン」が444万4000円、「製造業/加工組立テンプレート」が340万7000円。

富士通システムソリューションズ=http://jp.fujitsu.com/fsol/

提供:BCN