日本BEAシステムズ、EPCIS仕様に準拠したRFID製品

 日本BEAシステムズ(廣川裕司代表取締役)は、「BEA WebLogic RFID Enterprise Server 2.0」を発売した。製品データを管理する無線ICタグ(RFID)の標準化をすすめる非営利団体「EPCglobal」の国際標準「EPCIS(EPC Information Services)」の最新仕様に対応するもの。

 標準プロトコルと共通フォーマットを用いたRFIDイベントデータのリポジトリ構築が可能で、企業内・企業間における広範囲なモノの追跡調査およびトレース情報をリアルタイムで入手できるようになる。

 また、小売店や倉庫、データセンターなど企業の末端で集めたRFID情報の集中管理も可能。国際標準への準拠とサービス指向アーキテクチャ(SOA)への対応を強化し、RFID情報と端末の運用をグローバルに管理・調整が可能な6種類のサービスを組み合わせる。

 モジュール構造となっているため、各組織が自らの環境内で使用する上で最も重要な機能を選択できるだけでなく、RFIDソリューションと既存のSOAインフラストラクチャとの統合もできる。

日本BEAシステムズ=http://www.beasys.co.jp/

提供:BCN