DNPとRSAセキュリティ、ワンタイムパスワード認証の普及で提携

 大日本印刷(DNP、北島義俊社長)とRSAセキュリティ(山野修社長)は、ワンタイムパスワード認証の普及促進で業務提携したと発表した。

 DNPでは、提携を受け、RSAセキュリティのワンタイムパスワード認証技術「RSA SecurID」の認証サーバーを使ったASPサービスと専用トークンの国内での販売、。トークンのデザインのカスタマイズ、発送代行サービスを12月初旬に開始する。

 「RSA SecurID」は、ネットワークサービスを利用する際に、トークンに表示されるワンタイムパスワードを、ユーザーIDや暗証番号とともに入力することで、認証時のセキュリティを高める技術。パスワードは60秒ごとに更新し、1回のログインにのみ有効となる。

 DNPでは現在、ICチップ内部でワンタイムパスワードを生成するICカードとその認証システムを販売している。今回の提携で、ICカードが不要の「RSA SecurID」を加え、ICカードタイプとトークンタイプのニーズに対応する。

 また、RSAセキュリティは、DNPが認証サーバーのASPサービスを提供し、トークンの販売と発送代行することで、日本市場における「RSA SecurID」の普及を目指す。

大日本印刷=http://www.dnp.co.jp/
RSAセキュリティ=http://www.rsasecurity.com/japan/

提供:BCN