フィードパス、米Zimbra製品をベースとした企業向けSaaSコラボサービス

 フィードパス(本社:東京都文京区)は、企業向けWebメッセージング&コラボレーションサービス「feedpath Zebra」を2007年1月から提供開始する。米Zimbraが開発するオープンソースWebアプリケーションソフト「Zimbra Collaboration Suite」の商用版をベースに日本語化したもので、「Zebra」の独自ブランド名で展開する。

 メールやアドレス帳、Wiki、スケジューラーなどの機能を統合し、SkypeやGoogle Mapなどの既存アプリケーションやサービスと連携するためのAPIを備える。添付ファイルのイメージプレビューや、ドキュメントのタギング(タグ付け)、ファイル共有、検索などの機能を持ち、Ajaxを使用して、ブラウザーでリッチ・クライアント環境を利用できる。

 国内展開にあたっては、情報保護や内部統制、セキュリティ対策などの日本版SOX法への対応にも配慮したという。SaaS形式で提供し、企業にサーバーなどの導入は不要。料金は、メール機能に絞った「Zebra White」が初期費用10万円、1アカウントあたり1280円。ル機能が利用できる「Zebra Black」が初期費用10万円、1アカウントあたり2480円。1ユーザあたりのメールボックスサイズは最大1G。

 同社によると、オープンソース版の提供は未定で、日本語化など独自開発部分のコミュニティへのフィードバックについても検討中としている。【鴨沢 浅葱/Infostand】

フィードパス
http://www.feedpath.co.jp/

feedpath Zebra
http://www.feedpath.co.jp/zebra/