NEC、中小規模システム専用の運用管理システム「WebSAM オフィス」
NEC(矢野薫社長)は、中小規模システムのシステム運用管理に必要なサーバー管理やアプリケーション管理用の基本製品2機種、オプション用の製品3機種を「WebSAM オフィス」の名称で発売した。
「WebSAM オフィス」は、運用管理ソフトの領域で、中小規模システム向けに需要が高い機能を製品化した。基本製品は、サーバー管理や障害監視・性能監視を行う「WebSAMオフィス」、WebSAMオフィスにアプリケーション管理機能を付加した「WebSAM オフィス BOM」の2つ。
製品間の連携が継ぎ目なく運用できるよう機能を強化し、操作性を向上させた。システム運用の効率化を支援用として、遠隔サーバーのリモート操作機能やオラクル製品の監視機能などをオプションで販売する。
障害発生時に必要となる対処ノウハウ集を共有情報として標準提供することで簡単にシステム運用管理が行える。また、導入から運用開始するまでの時間・工数を削減。専任のシステム管理者がいなくてもインストールと同時に基本的な監視項目の設定が完了し、すぐに運用ができる。事業規模の拡大に応じた拡張性も盛り込んだ。
サーバー管理、障害監視、性能監視の機能を持つ「WebSAMオフィス 1.0(基本セット)」の税別価格は10万円。これにアプリケーション管理を加えた「WebSAMオフィス1.0 BOM(基本セット付)」は14万8000円。
オプションとして、遠隔地のサーバーをリモート操作する機能を持たせる「WebSAMオフィス 1.0 WinShare」が1万5000円、アプリケーション管理機能を持つ「WebSAMオフィス 1.0 BOM(1サーバーライセンス)」が13万円、アプリケーション管理のOracle監視オプション「WebSAMオフィス 1.0 BOM Oracle監視オプション」が11万8000円。いずれも11月20日から出荷を開始する。
NEC=http://www.nec.co.jp/
提供:BCN