日本HP、SAML 2.0に対応した認証連携エージェント
日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は、複数のWebサイト間で認証連携を可能にするエージェントソフト「HP IceWall SSO SAML2 Agent」を2007年3月から販売する。認証連携の最新規格SAML 2.0に対応した。ライセンス価格は136万5000円(1サーバ、接続数無制限)から。
SAML 2.0仕様の中で特にニーズの高いサービスプロバイダ向けのWebシングルサインオン仕様のみを実装するよう機能を絞り込んだ軽量エージェントソフト。Webサーバ内にインストールするか、リバースプロキシサーバとして設置して、既存のWebアプリケーションやコンテンツを改修せずに認証連携に対応できる。
また、1ライセンスで、複数のアイデンティティプロバイダ(IDP)と接続できる。IDP機能は別。対応OSは、Red Hat Enterprise Linux AS/ES3 Update5以降、AS/ES4 Update2以降(x86版のみ)。1年間で100本の販売を目標としている。【鴨沢 浅葱/Infostand】