サン、オープンソースミドルウェアの導入・保守支援サービスを開始

 サン・マイクロシステムズは2006年10月2日、同社のプラットフォームのユーザーを対象に、オープンソースミドルウェアのコンサルティングと導入・保守支援サービスを開始した。ユーザー企業が、より安心してオープンソースソフトを利用できるようにするとしている。料金は個別見積。

 サービスは、「プロフェッショナル・サービス」「サービス・パッケージ」「サポートサービス」の3本で展開する。プロフェッショナル・サービスでは、オープンソースソフトを活用したシステム設計や開発での技術支援、またパフォーマンスチューニングや運用フェーズでの問題解決の支援を提供する。

 サービス・パッケージでは、作業範囲・作業内容をあらかじめ想定して、ユーザーの負担の小さいコンパクトなサービスパッケージを提供。アセスメント、オープンソースソフト基盤構築、性能検証などに対応する。このほか、年間契約ベースで、システムの技術保守や技術のサポートを行う。

 提供条件は、UltraSPARCおよびAMD Opteron搭載のサン製サーバ製品を使用していること。同社は、新サービスの導入で、x64サーバおよびLAMP(Linux+Apache+MySQL+PHP)市場でのサーバシェア獲得を目指すとしている。【鴨沢 浅葱/Infostand】

サン・マイクロシステムズ
http://jp.sun.com/