NECと日本オラクル、両社の運用管理ソフトのプロビジョニング機能を連携

　NEC（矢野薫社長）と日本オラクル（新宅正明社長）は、両社製品のプロビジョニング（ITリソースの動的再配置）機能を連携させるソフト「SigmaSystemCenter Oracle RAC連携モジュール」「Oracle Enterprise Manager 10g Grid Control Management Connector for NEC Management Products」を開発、NECから発売した。

　新製品は、NECの運用管理ソフト「WebSAM SigmaSystemCenter」と日本オラクルの運用管理ソフト「Oracle Enterprise Manager」の持つプロビジョニング機能を連携、OSからデータベースまでの一貫したITリソースの動的再配置を実現する。これにより、データベースリソースとアプリケーションリソースを負荷状況に応じて動的に割り当てることや、ノード（サーバー）障害時に迅速に代替ノードへの切り替えることが可能となり、システムの信頼性が向上する。

　税別価格は「SigmaSystemCenter OracleRAC連携モジュール」が20万円、「Oracle Enterprise Manager 10g Grid Control Management Connector for NEC Management Products」が62万5000円。

NEC＝http://www.nec.co.jp/
日本オラクル＝http://www.oracle.co.jp/

提供：BCN