デジタルスケープ、オープンソースSNSをベースにナレッジ機能を付加した企業向けSNSツール
デジタルスケープは2006年9月21日、ナレッジマネジメント機能付きのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)ツール「I-GNS(IADI グループネットワーキングサービス)」を発売した。システム開発の子会社インターアクティブデザイン(IADI、本社:東京都渋谷区)を通じて販売する。ナレッジマネジメント機能付き企業向けSNSパッケージは業界初という。
I-GNSは。オープンソースSNS「OpenPNE」(オープンピーネ)をベースにナレッジマネジメント機能を追加した企業向け知識集約型SNS。SNS内のコミュニケーションや議論で得られた知識を収集・整理して蓄積する。プロジェクトごとなど目的が明確化されたSNSから生まれるナレッジの活用に着目した。
機能面では、日記やレビュー、メッセージ、掲示板などのSNSのコミュニティ機能の上に、発言内容のクリップなど知識収集・整理機能を追加した。クリップした情報へのタグ付けや共有、ファイル添付、発言履歴の確認などが可能。
動作環境はLinux、Apache 1.3/2.0以上、PHP 5.1.5以上(ASPI版推奨)、MySQL 4.0/4.1以上(5.0推奨)、メールサーバ(携帯電話での投稿を許可する場合)。
各メンバーがそれぞれナレッジ収集・整理できる「ナレッジポケット」は初期費用110万円、年間保守費用24万円。管理者のみがナレッジを吸い上げて収集・管理する「ナッレジキャッチャー」は初期費用60万円、年間保守費用12万円。専用サーバのハウジングで月額10万円。【鴨沢 浅葱/Infostand】
デジタルスケープ
http://www.dsp.co.jp/
インターアクティブデザイン
http://www.iadi.co.jp/