スターティア、オープンソースのWYSIWYG Webエディタを搭載したCMSを販売開始

　スターティア（本社：東京都新宿区）は2006年8月7日、企業サイトの構築に対応するコンテンツマネジメントシステム（CMS）「Digit@Link（デジタリンク）CMS」の販売を開始した。オープンソースのWYSIWYG Webエディタ「FCKeditor」を搭載し、Webサイトをワープロ感覚で直接編集できるという。

　Ruby言語で独自開発したCMS本体と、LGPLライセンスのFCKeditorを組み合わせた。データベースを使用せず、静的なWebページを構築可能で、Wikiやブログを使った動的なページ構築よりも検索エンジンなどのSEO対策に有利という。また、メニューやサイトマップの自動生成機能、RSS配信機能、時間指定更新機能、MovableTypeとの連携機能（有料）などを用意した。

　これまでβ版を既存の顧客向け限定で提供していたが、正式版発表に伴い一般販売を開始する。価格は70万円で、ライセンスのほかWebサイトの企画・デザイン・制作費などを含む。なお、Webサイト制作会社やデザイン会社が独自サービスとして再版できるライセンスのみの販売も行う。【鴨沢　浅葱／Infostand】

スターティア
http://www.startia.co.jp/