NRI、パートナーを通じてOSS導入・保守サポートを提供

 野村総合研究所(NRI)は2006年8月1日、オープンソース・サポート・サービス「OpenStandia」(オープンスタンディア)のパートナープログラムを開始した。パートナーのベンダーを通じてオープンソース・ソフトウェア(OSS)システムを利用するユーザーをサポートする。パートナーはまず6社でスタートして、順次拡大していきたい考え。

 パートナーはそれぞれのハードウェアやソフトウェアに、「OpenStandia」を組み合わせて販売する。これによってユーザーは、ハード、OS、オープンソースミドルウェアまでのさまざまなサポートサービスを一貫して受けられるという。現在のパートナーは、サン・マイクロシステムズ、デル、日本SGI、日本ヒューレット・パッカード、PFU、ミラクル・リナックスの6社。

 OpenStandiaは、OSSの導入から保守までのサポートを提供するサービス。対象は、Tomcat、JBoss、MySQLなどのオープンソースミドルウェア単体や、JavaベースのWebアプリケーション・サーバ「OpenStandia / Application Server」、多次元情報分析システムのオール・イン・ワンパッケージ「OpenStandia / Business Intelligence Server」。

 NRIは従来、OSSを組み合わせた基盤の提供サービスを「OpenStandia」と呼んできたが、今回、OSS関連サポートサービスの総称に変更した。【Infostand】

NRI
http://www.nri.co.jp/

OpenStandia
http://openstandia.jp/