山根信二氏を迎えて

このたび、当japan.linux.comの論説執筆者として山根信二氏をお迎えすることになった。

山根信二氏をご紹介したい。氏は暗号やセキュリティの専門家であると同時に、その種の話題がほとんど誰の関心も呼ばなかった当時から、ハッカーの文化や歴史、インターネットの倫理などコンピュータと社会の関わりについて先駆的な研究を続けられてきた。フリーソフトウェア全般に造詣が深く、現在はCPSR/Japanの代表でもある。

氏にはすでにしばらくJLC Diaryを執筆していただいており、読者の好評を得ているが、このたび、従来は基本的に筆者のみが書いてきた論説も執筆していただくことになった。第一弾として今回はオープンソース開発に対する歴史家の視点を掲載している。今後の展開にご期待ください。