ミラクル・リナックス、64ビット環境に対応した高可用性クラスタ製品

ミラクル・リナックス(佐藤 武社長)は、エンタープライズLinux事業の拡大を図るため、インテル 64ビットXeon プロセッサやAMD Opteronプロセッサ/Athlon 64プロセッサに対応した高可用クラスタ製品「MIRACLE CLUSTERPRO V3.1 for x86-64」を4月11日から出荷開始した。価格は60万円(税別)。
 

Linux OSの最新64ビット対応を完了したことで、64ビット環境のリソースを最大限に活かし、エンタープライズ用途で要求される高負荷なシステム対応が可能となる。

64ビットアプリケーションのHAクラスタシステムの構築が可能なほか、64ビットの広大な仮想メモリ空間をフル活用し、システム全体の安定性とパフォーマンスが向上する。OSが32ビット互換モードをサポートしており、既存資産を有効活用でき、高い信頼性を得ることができる。

「Oracle Database for x86-64」との連携では、仮想メモリのユーザー空間が3GBから512GBと大幅に拡大したほか、とくに大規模メモリを使用する場合のパフォーマンスは5倍以上に向上する。価格も32ビット版と同価格とした。

同社では今後、24時間365日止まらないHAクラスタシステム導入を促進することを目的に、技術者向け「MIRACLE CLUSTERPRO」導入研修の開催や、導入コンサルティングを実施していく予定。

ミラクル・リナックス=http://www.miraclelinux.com/
「MIRACLE CLUSTERPRO V3.1 for x86-64」=http://www.miraclelinux.com/pr oducts/clusterpro_x86-64/index.html
「導入コンサルティングサービス」=http://www.miraclelinux.com/products/clusterpro/consulting.html