エプソンダイレクト、「Turbolinux 10」を搭載したデスクトップPCを発売
エプソンダイレクト(本社・長野県松本市、山田 明社長)は10月1日、ターボリナックス(矢野広一社長)のデスクトップ向けLinux OS「Turbolinux 10 Desktop Basic」をプリインストールしたデスクトップパソコンを発売した。
新製品は、ミドルタワー型の「Endeavor LX2500」と、マイクロタワー型の「Endeavor LX7500」の2モデル。ともにコストパフォーマンスや拡張性に優れており、BTOによるCPU、メモリ、HDDのカスタマイズも可能。価格は最小構成で「LX7500」が5万0400円、「LX2500」が7万9800円。
Linux市場は順調に拡大し、03年にはMac OSを抜き第2位のシェアを占めた(BCNランキング)。官公庁や企業では、基幹系業務システムのOSとしてLinuxを採用するケースや、低コストでより導入しやすいLinux搭載のクライアントPCへの移行が進んでいる。
また、大学や専門学校などの教育機関においても、Linuxによるプログラムやアプリケーション開発の講義を新設するなど、Linux搭載パソコンの導入が増加している。
両社では、こうした背景を踏まえ、コストパフォーマンスの高いエプソンダイレクトのビジネス向けタワーPCと、Linuxクライアント分野において国内No.1シェアをもつTurbolinux 10デスクトップシリーズを組み合わせることによって、TCOの削減に大きく貢献できるとしている。
エプソンダイレクト=http://www.epsondirect.co.jp/
ターボリナックス=http://www.turbolinux.co.jp/