インターコム、韓国アンラボ社の企業向けセキュリティ6製品を発売

インターコム(高橋啓介社長)は1月27日、韓国最大手のセキュリティソフトベンダー、アンラボ(ファン ヒョウ ヒョン社長)と日本国内での販売契約 を締結し、同社の企業向けセキュリティ製品「V3 VirusBlock Corporate Edition」など6製品を1月28日から販売開始すると発表した。6製品トータルで、初年度2億円の売り上げを目指す。

アンラボ社の企業向けセキュリティ製品は、定価ベースで他社製品より約30 %ほど安い価格設定を実現しているのが特徴で、導入費用のほか年に1度のバージョンアップ費用(1年契約の場合)なども含めて、トータルコストのかさむ企業セキュリティソリューションを低価格で提供する。

また、製品の心臓部にはV3エンジンを採用し、性能面においても高いパフォーマンスを実現する。とくに、ウイルス検査速度や常駐および検査時の低負荷性能に優れている。

今回発売する製品ラインアップは、(1)スタンダードパック「V3 VirusBlock Corporate Edition」:10ライセンス 6万6000円から、(2)クライアントマネージメントツール「Ahnlab Policy Center 2.0」、(3)クライアントPC向けウイルス対策ツール「V3 VirusBlock for Client」10ライセンス 4万6200円から、(4)Windowsサーバー専用ウイルス対策ツール「V3 VirusBlock for Windows Server」1ライセンス 3万6000円から、(5)Linuxサーバー専用ウイルス対策ツール「V3 VirusBlock for Linux Server」1ライセンス 3万2400円から、(6)ゲートウェイ型メールウイルス対策ツール「V3 VirusBlock for Gateway/SMTP Linux Server」10アカウント 4万5000円から――の6製品。価格はすべて新規・1年契約。

なお、同社はアンラボ社と業務提携によって、02年4月から国内初となる統合ASPセキュリティ(ファイアウォール&アンチウイルス)サービス「SHILDIAN NETservice」を提供しており、同サービスの営業・導入実績およびサポート実績で培ったノウハウを、今回の企業向け製品の販売、サポートにも生かすことで、企業ユーザーの利用用途に合わせた最適なセキュリティソリューションを提供していく予定。

インターコム=http://www.intercom.co.jp/
アンラボ=http://www.ahnlab.co.jp/
「各製品の機能詳細」=http://www.intercom.co.jp/virusblock/