日本IBM、Linux対応が強化された「Lotus Notes/Domino 6.5」発表
日本IBM(社長:大歳卓麻)は10月1日、
コラボレーション・ソフトウェアの新版「Lotus Notes/Domino 6.5」を
10月30日に出荷開始することを発表した。
Lotus Notes/Dominoは、クライアントソフトのLotus Notes、サーバーソフト のLotus Domino、WebクライアントのLotus Web Accessで構成される 国内で1000万人以上のユーザーをもつコラボレーション・ソフトウェア。 今回発表のLotus Notes/Domino 6.5は、Notes/Domino 6をベースに インスタント・メッセージング機能をクライアントに統合したほか、 ブラウザーを利用したメール機能およびNotesクライアントの機能強化、 操作性を向上し、生産性の向上とTCOの削減を実現するという。
今回新たにLinux on zSeriesなどのプラットフォームがサポートされ、 さらにLotus Domino Web Access 6.5ではLinux上でのMozillaブラウザでの動作も サポートされることで、 クライアント、サーバー共にLinuxプラットフォームだけでメッセージング 環境を構築できるようになった。
LinuxでのLotus Domino 6.5の動作環境は、Red Hat 7.2、7.3、 Red Hat Enterprise Linux Advanced Server 2.1、 SuSE 8.0(Server、Enterprise)およびLinux on zSeries。 価格は、Lotus Domino 6.5が114,700円より(1CPUあたり)、 Lotus Web Access 6.5が9,000円より(1ユーザーあたり)。