日本HP、Linux対応のマルチプラットフォーム・ネットワーク管理ツール発表

日本ヒューレット・パッカード(社長:樋口泰行)は 9月30日、Linux搭載端末を使用してLinux、UNIX、Windowsが混在する マルチプラットフォーム環境をサポートするネットワーク管理ツール 「HP OpenView network node manager starter edition 7.01 for Linux」 を2004年2月1日から販売、出荷開始することを発表した。

今回発表されたHP OpenView network node managerは、ネットワークの 効率的管理やしきい値設定などによる障害の事前予防を可能にする ネットワーク管理のデファクトスタンダード的な製品のLinux版となる。 従来はUNIXあるいはWindows搭載端末のみの対応だったが、今回Linux搭載 端末からの監視も可能になったことで、 初期導入コストを抑えることができ、Linux、Windows、UNIXが混在する マルチプラットフォーム環境をシームレスに管理し、安定した信頼性の 高いネットワークを運用できるようになるという。 network node manager starter edition 7.01 for Linuxの価格は 948,000円。

HPの統合管理ソリューションである「HP OpenView」におけるLinux対応製品は、 これで今回発表のOpenView network node manager starter edition 7.01に加え、 ハードウェアのパフォーマンスデータを集める性能測定値の収集エージェント製品 である「OpenView performance manager(agent)」、 「OpenView operations」の監視対象にインストールする 「OpenView operations(agent)」、システムパフォーマンスや ボトルネック、CPU、メモリ、ディスク、LANリソースの使用状況を リアルタイムに監視する管理ソフトウェアである「OpenView glance plus」 となる。