エッジ、LindowsOSにインターネット他責被害の補償サービスをバンドル

エッジ(堀江貴文社長)と日本インテリジェンス(佐藤聰美社長)は、「LindowsOS4.0 日本語版」に日本インテリジェンスが開発したインターネット他責被害の補償サービスを04年からバンドル提供すると発表した。

インターネット他責被害の補償サービスは、インターネットに接続したPCがハッカーの攻撃を受けたり、ウイルスに感染したりする被害を防止し、被害を受けた場合には、その被害が自責か他責かを判別し、他責と認証された場合にはPCの復旧作業を無料で実施する、世界初のネットワーク損害補償を行う保険サービス。

保険サービスを受けるためには、あらかじめ認証ソフトウェアをPCにインストールする必要があり、両社はこのソフトウェアをLindowsOS上で動作させるための協同開発と、LindowsOSへのバンドル提供を行う予定。これによって、LindowsOSをよりセキュリティ性の高いOSにするとともに、万が一の場合にもPC使用者の負担を軽減するPCクライアント環境を提供する。

同サービスを継続的に受けるためのサービス契約費用は、年間2400円から3600円を予定している。

今後、日本インテリジェンスでは、このサービスをより高度に、また使いやすくするため、今秋からエッジの主催するLinuxPCコンソシアムに参加するほか、Lindows版アプリケーションソフトを簡単にダウンロードおよびインストールできる「Click-N-Run」との連携を検討しており、一般家庭、企業、自治体など、あらゆる用途へのLindows-PCの普及拡大を推進していく考え。

エッジ=http://edge.jp/ 日本インテリジェンス=http://www.sbs-nic.co.jp/