レッドハットと日本BEA、Linuxベースの共通システム基盤構築へ協業強化
レッドハット(平野正信代表取締役)と日本BEAシステムズ(ロバート・ス
チーブンソン社長)は9月10日、Linuxベースの共通システム基盤構築ソリュー
ション分野での協業関係を強化することを発表した。
今回の協業強化は、両社の米国での提携関係を受けたもので、企業の共通シ ステム基盤構築の市場において、共同でLinuxの導入を促進していくことが目 的。
今後両社は、(1)J2EEのオープンスタンダード技術を利用して、既存の基幹 系システムやERP、CRMなどのパッケージ業務アプリケーションを連携し、ビジ ネス統合を図りたい企業、(2)Webサービスなどを活用し、企業内外のアプリケ ーション連携を図りたい企業、(3)さまざまなアプリケーションや情報を集約 した企業情報ポータルを構築したい企業──などをターゲットに、Linuxをベ ースにした共通システム基盤構築ソリューションを提供していく方針。
さらに、日本BEAの提供する共通システム基盤製品の最新版「BEA WebLogic Platform 8.1J」およびJava仮想マシーン「BEA WebLogic JRocki」と、レッド ハットの提供するエンタープライズLinuxプラットフォーム「Red Hat Enterpr ise Linux AS」を融合したソリューションの開発および、それにかかわるサポ ートを共同で提供していく予定。すでに第一弾として、日本BEAのパートナー 企業を通じて、「BEA WebLogic Platform 8.1J」の「Red Hat Enterprise Lin ux AS対応版」を出荷開始した。
レッドハット=http://www.jp.redhat.com/
日本BEAシステムズ=http://www.beasys.co.jp/