産総研にAMD Optteron搭載eServerを1058台中核のLinuxクラスタ導入
日本IBM(社長・大歳卓麻)は7月30日、
独立行政法人産業技術総合研究所(理事長:吉川弘之、略称:産総研)に
AMD Opteronプロセッサ搭載の新製品「IBM eServer 325」が
1,058台(プロセッサ数 2,116)を中核とするLinuxスーパークラスタの
導入が決定したことを発表した。
産総研では、数千個のプロセッサーを接続した大規模クラスター システムの構築技術と、グリッド・コンピューティング技術の融合と確立、 また、それら先端技術の科学計算をはじめとするコンピューター・サイエンス への適用可能性の実証を目的としたシステム「AISTスーパークラスタ」の 構築を推進している。今回導入が決定したIBM eServer 325による システムがAISTスーパークラスタの中核となる。
世界のスーパーコンピューターのランク付けを 行っている「TOP500」の、2003年6月現在の最新状況 今回納入を決定したシステムを当てはめると、理論性能値(Rpeak)が 11168GFLOPS(≒11TFLOPS)となり、世界第3位のスーパーコンピューター であるLinuxクラスター・システムを上回るという。