CorelからLinux事業を引き継いだXandros、Xandros Desktop 1.1発表
米Xandrosは7月28日、
Debian GNU/LinuxベースのデスクトップOS
「Xandros Desktop Deluxe 1.1」の発売を発表した。
Xandrosは、CorelがLinux事業を撤退する際にその事業を引き継いだ 企業。Corelは、Debian GNU/Linuxをベースに、コンシューマー指向の LinuxディストリビューションであるCorel Linuxを開発していたが、 ドットコムバブルの終焉とともに事業縮小を開始し、2001年8月に Corel Linuxを Linux Global Partners(LGP)に売却し、LGPが出資してXandros が設立され、Corel Linux事業を引き継ぐ形となった。
今回発表されたXandros Desktop Deluxe 1.1は、 Windows環境との親和性が強化され、 CodeWeavers社のCrossOverを使用することで Microsoft Office XPとAdobe Photoshop 7.0のサポートを実現している。 他には、Mozilla 1.3.1、OpenOffice 1.0.3、Evolution groupware client 1.2.4、 等のソフトウェアとユーザガイド、30日間の電子メールによる インストレーション・サポートが同梱され、Xandrosの オンラインショップで99ドルで販売される。