英eCosCentric、SuperHと提携

eCosCentricは7月24日、 SuperH Inc.と提携し、SuperH RISC CPU上のeCosで協調して 提供していくことを発表した。

eCosCentricは、英国ケンブリッジに拠点を置き、組み込み用 リアルタイムオペレーションシステム(RTOS)「eCos」 (Embedded Configurable Operating System)の 事実上の開発企業。昨年、Red Hatからスピンアウトする形で設立された。 eCosは、ロイヤリティフリーのオープンソースRTOSであり、高い カスタマイジング性と適応性、が特徴。GUIコンフィギュレーションツールを 利用して、アプリケーション特有の要件に応じたコンフィギュレーションを 容易に生成することができる。また、国内の組み込み市場でシェアの高い μITRONのAPIとPOSIX APIの両方を備え持つという特徴もある。

今回のSuperHとの提携は、SH-4 MicroDevプラットフォームを含むSuperHの 組み込み開発ボード上で、eCosおよびRedBoot firmwareの提供で協力して いくもの。