日本IBM、IAサーバーの上位機種23機種を刷新
「IBM eServer xSeries 450」は、最新64ビットプロセッサ「インテル Itan ium 2」を4個搭載した最上位IAサーバーで、IBMのメインフレームで培った技 術を集結した「EXA(エンタープライズ X−アーキテクチャー)」テクノロジ を適用。銅配線やシリコン・オン・インシュレーター(SOI)などの最先端技 術を使いIBMが開発したチップセット「IBM XA-64」とItanium 2プロセッサを 組み合わせることで、熱を抑えながらプロセッサの性能を最大限に引き出す。 また、サーバーのあらゆる箇所を二重化し高い信頼性を実現しており、高い処 理能力が必要なERPやCRMなどの基幹業務に適している。
OSには、64ビットの「Windows Server 2003 Enterprise Edition」に対応し、 今後、「Turbo Linux Enterprise Edition」や「Red Hat Enterprise Linux」 にも対応する予定。
「IBM eServer xSeries 382」は、「インテル Itanium 2」を2個搭載した新 機種。「IBM eServer xSeries 445」は、32ビットの「インテル Xeon プロセ ッサMP」を4から16個まで搭載できる新機種で、今後、最大搭載プロセッサー 数を32個まで拡張する予定。
なお、同社では第3四半期に、1台のサーバー上で仮想マシン環境を実現する VMware社の仮想マシンソフトウェア「VMware ESX Server」を、xSeriesにおい て正式サポートする予定で、これによって、1台のxSeriesで、最大64の仮想マ シンごとにOSや複数の業務アプリケーションを稼動させ、サーバー統合による 効率化を実現することができる。「xSeries 445」には、同ソフトを初期同梱 して提供する予定。
日本IBM=
「xSeries」=http://www.ibm.com/jp/servers/eserver/xseries/