有線ブロードの業務システムにデルのLinuxサーバが採用

デルコンピュータ(代表取締役社長:浜田 宏)は6月19日、 有線ブロードネットワークス(代表取締役社長:宇野 康秀) の業務システムのプラットフォームを、大型汎用機からLinuxを搭載したデル のサーバに移行することを発表した。

有線ブロードは、これまで複数のプラットフォーム上で管理していた 顧客情報、光ファイバーの収容情報、工事スケジュール、芯線の管理情報 などをデルのLinuxサーバ上で一元管理する。この移行によって、これまでの 複数ベンダーへ多額の保守費用という問題の解消に加え、サービス 加入者が増加した場合に、サーバの台数を追加することで柔軟にシステムの 拡張を行うことが可能になったという。

デルでは、今回のシステム移行により、従来の汎用機でのシステムと 比較して、ハードウェアのコストは従来の10分の1以下、保守費用などを 含めた総保有コスト(TCO)で15分の1以下という大幅なコスト削減を 試算している。