メガソフト、テキストエディタ「MIFES」のLinux対応版

メガソフト(前坂 昇社長)は、Linuxコンソール(端末)上で動作する日本 語対応マルチファイルスクリーンエディタ「MIFES for Linux」のダウンロー ド販売を6月11日から開始した。

「MIFES」は、1985年にMS-DOS用として発売して以来、いち早くWindowsにも 対応し、17年間でシリーズ累計180万本以上出荷の利用実績をもつスクリーン エディタ。

「MIFES for Linux」では、従来の基本設計、操作性、機能を継承するとと もに、Windows版の最新機能を数多く搭載しており、Linuxのコンソール上で動 作するテキストを最大100ファイル、200MBまで編集することが可能。また、コ ンソール上でのキーボード操作に適したDOS版「MIFES」の画面や操作性を採用 しており、Linux上でのさまざまなテキスト処理の作業効率を向上することが できる。

さらに、Linux全画面のテキストモードや、X Window上の「kterm」、「rxvt 」などの端末のほか、Windows上のターミナルからの起動も可能で、(1)キーボ ードでの快適な操作、(2)カスタマイズが可能、(3)FDで起動可能──など、便 利で手軽なツールとして利用することができる。

なお、Linux対応版の発売を記念して、通常1万円のダウンロード版を8000円 で提供するキャンペーンを実施する。期間は8月29日まで。このほか、「MIFES 」の登録全ユーザーおよび「MIFES for Linux」ベータ版のダウンロードユー ザーを対象にした優待販売も実施する。

同社では今後、(1)プログラマ、SE、システム管理者、Web管理者など、(2) 軽快なテキスト編集ツールが必要なライターやビジネスマン、(3)企業、官公 庁、教育機関、(4)「MIFES」のWindows版、DOS版のユーザー、(5)すべてのLin uxユーザー─を対象に、初年度5000ライセンスの販売を目指す。

メガソフト=http://www.megasoft.co.jp/