SuSE、初の企業向けデスクトップLinux OSを発表
独SuSEは6月9日、
同社としては初めてとなる企業向けのデスクトップLinux OS
「
SuSE Linux Desktop」のリリースを発表した。
SuSE Linux Desktopは、SuSE Linux Enterprise Server 8を基盤として 開発されており、オフィス環境としてSun MicrosystemsのStarOffice 6.0 とOpenOffice.org 1.0.2が同梱されている。さらに、Codeweaversの CrossOver Office 2.0も同梱され、MS Office 97/2000/XPをはじめとする MicrosoftのアプリケーションをLinux上で動作させることができる。 また、SAPクライアント、Windows 2000 Terminal client等も同梱される。
SuSEは、今月中にIBMのThinkPad A31、T40、NetVistaシリーズを SuSE Linux Desktop対応と認定することを明らかにしている。 SuSE Linux Enterprise Server 8とSuSE Linux Desktopを組み合わせる ことで、より大規模なエンタープライズ環境への導入を促進させる見込み。