HB 2892(オレゴン州オープンソース法案)最新情報

オレゴン州下院議長Karen Minnis(R-Wood Village選出)がHB 2892(オレゴン州オープンソースソフトウェア法案)の廃案を決定したことを受けて、ここ数週間というもの、Barnhart議員とWirth議員は、本法案を生き返らせるためにあらゆる手を尽くしてきた。

本法案を棚上げさせたのは、Karen Minnisをいわば「所有」しているように思われるたった1人のロビイスト、米国電子協会(American Electronics Association:AEA)のJim Cravenの力である。AEAの会員は数千社に及ぶと言われているが、本法案についてのAEAの動きは、その中のたった1社だけの便宜を図るものだ。おそらく、そろそろ他の会員たちが、AEAの本法案への関与の仕方について疑問を投げかけ始めるころだろう(さて、本稿を読んでくれている会員はどれくらいいるだろうか。お読みの方はぜひご一報いただきたい)。

HB 2892を生き返らせようとする最近の動きは、フランケンシュタイン博士の脳移植のようなものである。つまり、Cravenのような反対派に対して、その意見を撤回させ、民主的な手続きに従って法案審議を進めさせようというのである――たとえその法案が骨抜きにされ、実質的に何の効果もないものになったとしても。

筆者はこのところ、オレゴン州のほとんどの地方紙に、「州外の大企業の利益」とMinnis議長事務所との関係についての論説を投稿しており、「増税ではなく支出削減によって深刻な財政問題を解決することを誓ったはずの共和党の指導者が、いったいなぜ、いくつもの橋を改築したり、数百人の教職員や州警察の1個小隊をまかなったりする金額を毎年節約できる可能性がある法案を拒否するのか?」という疑問を述べている。

これまでにオレゴン州住民からの反応は1つしか寄せられていないが、それには「我々にできることは何か」と書かれていた。

道は2つある。

1. Minnis議長に対して、我々の熱意を感じさせる。同議長がJim CravenやAEAよりも世論の方を恐れるようになるまで、訴え続けなければならない。

2. AEA本部に対して、オープンソース派の会員が本法案へのAEAの反対姿勢について報告する。もしも本稿を読んだ会員の方がいれば、一部の強硬派に手を引かせるよう話してみてもらいたい。

Ken Barber:オレゴン州HB 2892の原案作成者。本稿の意見は執筆者個人のものであり、OSDNの編集者および経営陣の意見を反映したものではありません。