ガートナー、2003年第1四半期IAサーバー出荷台数2.8%減と発表

ガートナー ジャパン(代表取締役社長 日高信彦)データクエスト部門 は4月24日、2003年第1四半期の日本におけるIAサーバ市場の動向を 発表した。

これによると、2003年第1四半期(1-3月)の国内IAサーバ出荷台数は、 前年同期比2.8%減の10万5千台(速報値)となり、減少傾向は続いたものの 2002年第2四半期に記録した過去最低の17%減、同年第3四半期、第4四半期 の13%減からは、大きく改善した。


国内IAサーバ出荷台数成長率とGDP成長率の推移
出典:ESRI、ガートナー データクエスト (2003年4月速報値)

回復基調を示した要因について、エンタープライズ・システム担当 アナリストの亦賀忠明氏は、「製造業を中心に需要が回復したとする ベンダや、特定業種への大量導入も見られることから、一部のユーザでは これまで控えていた投資を再開しつつあるものと見られる。このことは、 GDP成長率とサーバ出荷成長率とのギャップが拡大しつつあったことを 考えれば、投資抑制が底を打ったいう見方もできる」としている。 この他には、年度末の収益確保の動きがこれまで以上にあったこと、 ブレード・サーバが出荷に貢献したこと、IAサーバの価格性能比向上に加え、 さらにLinuxモメンタムの高まりなどが需要を喚起した可能性があると している。

さらに、2003年第2四半期以降については、懸念材料は多く楽観視できないものの、 「各懸念材料の影響が限定的なものとなるなら、通年でプラス成長も期待できる」 としている。

ベンダー別出荷台数では、デル、日立が2桁成長に、IBM、富士通がプラス 成長を確保。NEC、HPはマイナス成長が続いた。