オレゴン州オープンソース法案は死なず
かなりの進展を見せてはいるが、HB 2892をさらに前進させるには、この法案を完成させるための分科会の設立を下院議長Karen Minnis(R-Wood Village選出)に承認してもらわねばならない。しかしMinnisは、HB 2892を支持する動きの拡大にもかかわらず、同法案をこれ以上進展させることについて肯定的な姿勢を示していない。
HB 2892を支持するかどうかという問題は、既に技術的な領域を越えている。つまり、単なる技術上の問題ではなく、ビジネス上の問題になってしまっているのだ。HB 2892を今日の段階まで前進させるには数多くの人々が力を尽くしてきた。オレゴン州議会がこの問題に注目している間は、我々も支援を続けなければならない。
HB 2892は、オレゴン州の財政好転を目指して提出された超党派の法案であり、次のメリットが考えられる。
- HB 2892に従ってオープンソースソフトウェアを適宜使用すれば、ソフトウェアライセンスの費用が減少し、州の年間コンピューティング経費の削減につながる。この方式を採用している教育機関では、既に経費節減の効果が出ている
- HB 2892は雇用機会の創出につながる。この新しい職場が州内の余剰ハイテク技術者の受け皿となる
- HB 2892は、適切な場面において無料ソフトウェアの使用を推奨することで、税金の無駄遣いを防ぐことができる
- HB 2892に従ってオープンなソフトウェア/データ製品を選択することにより、非オープンなソフトウェア/データ製品に束縛される場面が少なくなり、将来的なコンピューティング経費に大きな影響が及ぶと考えられる
こうした上層部のHB 2892反対派は、オレゴン州の納税者にとって何が一番よいのかということはほとんど考えていない。あくまでも、政府レベルに食い込んで利益を得ようとしている大手ソフトウェアベンダにとって何が一番よいのかを考えているのだ。
本物のHB 2892反対派は、彼らの最大の顧客の1つであるオレゴン州から得られる年間収入を守りたい、という一心で動いているだけである。
このような動きを許してはならない。HB 2892は傾聴に値する法案であり、ロビイストによって密かに葬り去られてよいものではない。我々はオレゴン州議会に大いに注目しており、今こそ行動のときだと考えている。オレゴン州政府は、この難しいビジネス情勢の中で、問題をどこに落ち着けるべきか探っているところである。あなたが最寄りの議員や下院議長に宛てて電話、手紙、電子メール、ファックスなどで法案支持の意見を送ることが、HB 2892の法案審議を進めさせる力になることだろう。
関連情報:
最寄りのオレゴン州議会議員の連絡先を検索できるサイト: http://www.leg.state.or.us/findlegsltr/findset.htm