リネオ、組み込みLinuxの名称を「uLinux」に決定、製品構想も発表

リネオ ソリューションズ(本社・長野県塩尻市、牛山美信社長)は4月10日、 同社の組み込みLinuxの名称を「uLinux」に決定するとともに、統合クロス開 発環境を「ELITE(Embedded Linux Integrated Tools & Environment)」と して提供していく製品構想を発表した。

「uLinux」の名称について同社では、「最初のuマークがリネオの“思い” を示すとともに、今後提供していく組み込みLinuxのシンボルとして位置づけ られる」としている。すでに、3月18日に発表された東芝アメリカの「MPEG-2 /-4 Media Center Reference Design theAVM79R向けLinux」に、「uLinux」 のUniversal Editionを提供することが決まっている。

「ELITE」は、今後開発されるさまざまなデジタル家電や携帯デバイスなど の製品にLinuxベースの組み込みソリューションを、コンフィギュレート、カ スタマイズ、デプロイするための強力な組み込みLinux開発環境。

Linux開発に必要な、(1)プロジェクト生成ウイザード、(2)コンフィギュレ ーションツール、(3)ビルドツール、(4)ターゲットイメージエディタ、(5)デ プロイウィザード、(6)デバッグウィザード――の6つの工程に合わせたツール によって構成される。対応CPUは、SH系、ARM系、MIPS系、PPC系、およびMMU L ess CPU。

Linuxホストでの開発環境だけでなく、WindowsホストでもLinuxと同等の開 発環境を提供するほか、コンポーネントをモジュール化し、将来の再利用や管 理を促進するためにJavaベースのIDEを装備している。

また、リアルタイム機能への対応、サードパーティのデバッガツールへの対 応(オプション)といった従来の開発ツールとは異なる特徴をもっており、さ らにサードパーティを含むオプション・ソフトウェア・スタックをスナップイ ン対応する機能を備えている。

なお同社では、次の構想について、「今後予想されるさまざまなデジタル家 電、携帯機器、ユビキタスデバイスで必要とされるフットプリント、ブートタ イム、リアルタイム、厳密なメモリ管理、省電力などの課題を解決した組み込 みLinuxに対応するuLinuxの開発も順調に進んでいる」としている。

リネオ ソリューションズ=http://www.lineo.co.jp/