1.9系のメンテナンスリリース「Git 1.9.1」がリリース
3月18日、Git 1.9系の最新版となる「Git 1.9.1」がリリースされた。バグ修正が中心のメンテナンスリリースで、ユーザーにアップデートを呼びかけている。
Git 1.9.1は2月に公開されたバージョン1.9系の最初のメンテナンスリリースとなる。「git clean -d pathspec」や「git difftool」、「git push」、「git reset」、「git rev-parse」などの挙動が修正された。さらに、コミットオブジェクトのタイムスタンプをパーシングするCodepathsの挙動も改善され、1.7.7で不具合があったというmerge-recursiveでは空のワーキングツリーで動作を停止するバグが修正された。
なお、これまではメジャーリリースのほか、バグ修正のメンテナンスリリースは1.9.x.xのように、機能リリースでは1.9.xのようにバージョニングしてきたが、3段階は不要という認識に基づき、今回よりバグ修正と機能リリースをまとめて1.9.xとしてバージョンを付けていくよう変更されている。