システム復旧用Linux環境「SystemRescueCd 3.7」リリース

 オープンソースのシステム回復・バックアップ「SystemRescueCd」の開発チームは6月5日、最新版「SystemRescueCd 3.7.0」をリリースした。Linuxカーネルが3.4.47にアップデートされ、データ復旧ツール「Safecopy」も加わっている。

 SystemRescueCdはデータ復旧やバックアップ、パーティションなどの操作が行えるLinuxシステム。CDやUSBメモリから起動できる。GNU PartedやGParted、Partimageなどのパーティション操作ツールやテキストエディタ、ネットワークツールなどが含まれており、ディスク関連のトラブル時や設定ミスなどの際の復旧に利用できる。ライセンスはGPLv2。

 SystemRescueCd 3.7は、5月に登場したバージョン3.6に続く最新版となる。標準のLinuxカーネルはLTS(長期サポートカーネル)のバージョン3.4.47となり、またバージョン3.9.4も利用できる。GCCはバイナリファイルとディスク容量を節約することを目的に、バージョン4.4にダウングレードされている。

 また、NBD(Network Block Device)からの起動時にクラッシュが生じる問題が修正されている。I/Oエラーの影響を受けたデバイスやファイルの復旧のための「Safecopy」アプリケーションも加わっている。

 SystemRescueCd 3.7.0はプロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。

SystemRescueCd
http://www.sysresccd.org/