米Mainsoft、「Visial Studio 2008」をサポートした.NET-Java互換環境
Mainsoft for Java EEは、.NET-Javaのクロスコンパイラ・エンジン。「Visual C#」「Visual Basic」を利用する開発者は、Microsoftの「ASP.NET 2.0 AJAX Extensions」や「AJAX Control Toolkit」を利用してASP.NET AJAXアプリケーションを作成し、Java EEプラットフォームに実装できる。サポートするJava EEプラットフォームには、「Apache Tomcat」、米IBMの「IBM WebSphere」「Lotus Expeditor」「Lotus Notes」などが含まれる。最新版では、Visual Studio 2008に完全対応、「C# 3.0」「Visual Basic 9」もサポートした。
Mainsoft for UNIX and Linuxは、C++開発者向けの環境で、Visual Studio 2008を利用してアプリケーションを構築、合計21種類のUNIXおよびLinuxプラットフォームにネイティブに実装できる。「HP Integrity」サーバー上で動く「HP-UX 11i v2」と「HP-UX 11i v3」、x86_64向け「Red Hat Enterprise Linux 5」、x86向けの「Suse Linux Enterprise Server 10」などのサポートが加わった。
両製品とも、同日提供を開始した。Mainsoft for Java EEには有料版のPortal Edition、Enterprise Edition、開発者向けの無償版Developer Edition(Grasshopper)の3種類がある。
Mainsoftでは、同社技術を利用してJava EE、UNIX、Linux上でWindowsソフトウェアを動かしているITユーザー数を100万人以上と見積もっている。
米Mainsoft
http://www.mainsoft.com