ARM64をサポート、ダークモードを導入した「Notepad++ v8」
Windows向けのコードエディタ「Notepad++」開発チームは6月7日、メジャーリリースとなる「Notepad++ v8」を公開した。
Notepad++はWindows向けのフリーのソースコードエディタ。ScintillaエディタコンポーネントをベースにC++で作成されており、Win32 APIとSTLを使用することで実行速度とプログラムの容量の効率化に優れるという。GNU GPL v3の下で公開されている。Notepad++ v8は、2016年9月に公開されたバージョン7系に続く最新のメジャーリリース。
最大の特徴はダークモードの導入。ダークモードはWindow 10で導入され、多くのアプリでサポートしており、この流れに沿ったものとなる。合わせて、ダークモードをサポートしていないNPPM_ADDTOOLBARICONに代わって、API NPPM_ADDTOOLBARICON_FORDARKMODEが加わった。
外観ではまた、ツールバーにMicrosoftのFluent UIアイコンが加わった。作業に集中できるモードとして、フル画面でアイコンやメニューを表示しないDistraction Free Modeも加わっている。ARM64のサポートにより、ARM64デバイスでネイティブに動くようになった。
このほかにも多数の細かな強化が加わっている。
Notepad++
https://notepad-plus-plus.org